先日、久しぶりにNADIFへ行った時にパッと目に入った写真集がありました。
「Yuichi Higashionna」(東恩納 祐一)
この方は1990年あたりから活躍し始めた方らしいです。日常にあふれたインテリアをモチーフに作品を製作する方。
東京生まれ、東京在住。
90年代はじめから日常に遍在する一連の"ファンシーなもの"をモチーフに、そこに潜む「不気味さ」を表現する。
代表作として日本独自の丸型蛍光灯を用いたシャンデリアシリーズ、造花やレースをスプレーペイントで型取ったFL(Flower)シリーズ他。
2006年にドーバーストリートマーケット東京、2007年にコム・デ・ギャルソン香港店など、店舗のアートワークも手がけている。
僕はこのシャンデリアモチーフのシリーズが好きでした。
日常的にあるものがこういった形で非日常的なもの変わるこのギャップがなんだか面白いです。丸型蛍光灯って日本特有の物らしいです。それをつかって日本のオリジナリティを出しているんですね。蛍光灯って明るくてファンシーな感じ、それが彼の手によってエキゾチックな物体へと変化する。現実から非現実への回帰。こういうのってなんだか不思議に感じます。
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