2010-02-22

FASHION FILMの可能性

あらたなプレゼンテーションとして注目したいFASHION FILM。
例えば、今期のマークジェイコブスのコレクションはインターネットでSHOWの様子を衛星中継で会場にいなくてもリアルタイムで見れたり、24日に行われるバーバリーのコレクションは世界各国の特設会場で3D映像でリアルタイムで見れたりと、そういった側面からもFASHION FILMや映像というのはインターネットが普及した事により大きな役割を果たしそう。

特にFASHION FILMでのパフォーマンスはコレクションを行うよりかなりの低コストで且つWEBマガジン等を通して多くの人に発信できる。
新しいファッションビジュアルの可能性として凄く興味深いんです。

最近、特に気になるのがSHOW STUDIOが積極的に行っている、GARETH PUGHのFASHION FILMを使ったプロモーション。服、音、映像でより世界観を表現できてRUNWAYを見るよりリアルにその感覚を感じ取る事ができます。
例えば個人的に好きなのがコレ。


ちなみにこの作品を作っているのが、RUTH HOGBEN というロンドンを拠点に若手映像クリエイターとして注目されている女性。
NICK NIGHTのファーストアシスタントをしていた人だそうです。

それで改めて色々見ていたら、こんな興味深いのもありました。

こちらは2010S/SのSHOWの発表に先立って制作、配信された作品。
SHOWの前にこういった形でFASHION FILMを通しそのコレクションの世界観やイメージを提示する事で、よりSHOWを見た際に世界観に引き込まれます。こういったプロモーションの仕方って今までだとインビテーションとかでやっていたかと思うんですが、よりリアルに、ダイレクトに提示できて凄くこれから可能性のあるプロモーションの仕方だと思いました。
もちろん、映像、音、服、世界観がしっかりそれぞれが共有していなければ良い作品にはならないですが。。。
今後、色々やってみたいです。

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