VOUGUE NIPPON JULY.2009

久しぶりに買った、VOUGUE　NIPPON。

COVER　LOOKは Kate Moss、PhotographerはInez、、、とまぁそんな事はどうでもいいんです。
内容が久しぶりに興味深い内容でした。この号のテーマが「Manga」。そう、漫画をﾌｭｰﾁｬｰした物でした。
ちなみにVOUGUE NIPPONより前にCOMMON&SENCEが前にﾏﾝｶﾞﾓﾁｰﾌで出してましたけど。

「Ｍａｎｇａ」×ＭＯＤＥ＝?orﾊｰﾄ

ここであえて漫画を漫画と表記せず、ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ表記にしているかというと国内での漫画って例えばﾜﾝﾋﾟｰｽだったり、ﾄﾞﾗｴﾓﾝだったりサザエさんとかをイメージすると思うんですが、外国人の「Ｍａｎｇａ」ってメイド喫茶だったり、アニメキャラクターだったり色々な意味が含まれているそうです。通常の意味の漫画と区別をつける為に「Ｍａｎｇａ」とｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ表記にしたみたいです。
とりあえず、この内容がｽｺﾞｲのなんのって、、、あのVOUGUE NIPPON ﾌｧｯｼｮﾝｴﾃﾞｨﾀｰのAnna Dello Russoを筆頭にﾌｧｯｼｮﾆｽﾀと呼ばれる9人が春夏の最新ﾓｰﾄﾞｱｲﾃﾑを使いｺｽﾌﾟﾚﾓﾁｰﾌにFashionｼｭｰﾃｨﾝｸﾞしてます。汗

Anna→村上隆「Miss KO2」,,,VERSACEのﾄﾞﾚｽにVITTONのBAG持って、、、
ｸﾞﾗﾌｨｯｸｱｰﾃｨｽﾄ・FAFI→「ﾊｰﾛｯｸ船長」,,,GIVENCHYのｹｰﾌﾟ着てHERMESのﾌﾞｰﾂ履いて、、、
見る側にとっちゃ面白い企画なんだけど（笑）
さらにAnna Dello Russoのﾌｧｯｼｮﾝ一代記が漫画でありました。ｺﾚを描いたのはあの「ベル薔薇」の池田　理代子。
ｺﾚはちょっとｽｺﾞｲ。ただ、VOUGUE NIPPONは今MOODE界が「Ｍａｎｇａ」フィーバーだってフューチャーしてますが、、、果たして実際そうなんでしょうか。確かに今シーズン含め来シーズンもある意味日常で着るにはちょっと非現実的なLOOKだったり、少女漫画に出てくるようなLOOKだったりってのはありましたけど、それって別にそこ狙った訳じゃ無い気が、、、今、日本のｵﾀｸｶﾙﾁｬｰ的な物が認められ、日本の現代的象徴的な物として海外からﾌｭｰﾁｬｰされてますが、実際漫画っていうｶﾙﾁｬｰって今に始まったものでは無いし、近年産業省とか国を挙げてｱﾒﾆﾃｨ産業っていうんですか?ｺﾚを世界に最近発信したから今外国の方からこのｶﾙﾁｬｰに食いついてるだけで、ここに現時点でMODEﾌｧｯｼｮﾝをﾘﾝｸさせるのはかなり無理やりな気がしてなりません。
まぁ昔だったら日本からｲﾝｽﾊﾟｲｱされる事ってやっぱ着物やサムライ、染色技法だったんだろし、外人デザイナーはそういうのからインスピレーション受けでﾃﾞｻﾞｲﾝに落とし込んできたんだろうけど、きっとこれからはこういった「カルチャー」だったり日本独自の現代文化ってのを見るようになるのかな。「萌え」や「カワイイ」って言葉。これがこのカルチャーのキーワード的言葉。そういえば、なんだかんだ人って「カッコイイ」より「カワイイ」の方が好きですよね。。。ＭＯＤＥ界も「カッコイイ」よりやっぱ「カワイイ」方が良いのかなｗ
僕からしたら正直、「漫画」「アニメ」「アイドル」とか全然わからないからヤバイです。あのカール皇帝もどうやら今で言う「フィギュア」を製作したらしいし。
とりあえず、やっぱＥＶＡを見るべきなんでしょうか。。。